UG-1、UG-2型ガラス管液位計は現地式液位測定計器であり、主に各工業分野内の各種タンク、塔、溝、箱などの容器内媒体液位高さを直接指示するために用いられる。腐食性媒体に対して、計器は1 Cr 18 Ni 9 Tiステンレス鋼またはポリテトラフルオロエチレン封止フィラーで製造された。
ガラス管液位計の構造原理
計器は上下のバルブにG 3/4"またはM 27×1.5のねじ継手を取り付け、フランジを介して容器と接続して連通器を構成し、ガラス管を通して容器内の液位の高さを直接表示することができる。
計器は上下弁内に鋼球を設置し、ガラス管が不慮の事故で破裂した場合、鋼球は容器内の圧力によって通路を塞いで、容器が自動的に密封され、容器内の液体の流出を防ぐことができる。
計器のバルブ端に閉塞孔ねじを取り付け、サンプリング時に使用するか、点検時に計器中の残留液体を放出する時に使用することができる。
ガラス管液位計の主な技術指標
●UG-2保温蒸気圧:0.6 MPa
●測定媒体温度:≦200℃
●測定範囲:上下2バルブの中心距離Lに基づいて決定し、スケールの目盛範囲
単位:mm
L
|
300 | 500 | 800 | 1100 | 1400 | 1700 |
H | 100 | 300 | 600 | 900 | 1200 | 1500 |
●ネジ取付:G 3/4”またはM 27×1.5
●UG-2蒸気ジャケット付き継手:雄ねじG 1/2”。
●材質:炭素鋼、ステンレス鋼1 Cr 18 Ni 9 Ti
●重量:5~10 kg
外形及び取付寸法
ガラス管液位計の取り付け使用上の注意事項
本計器は工場出荷時にバルブの体外を除き、残りの各部品はすべてばら積みで、ユーザーは総組立図に基づいて1件ずつ取り付けて総組立図を参照することができる。
自動密封作用を保証するために、容器内の媒体圧力は0.2 MPaより大きくなければならず、上下弁を開く時、弁棒の退出回転数は4回転以上であり、鋼球を閉弁する時、弁棒の先端にぶつからないようにする。
ガラス管液位計の発注心得
●型式名
●仕様(センターピッチL)
●材質(普通鋼又はステンレス鋼)
●取付形式:G 3/4”(M 27×1.5又はフランジ取付注文は明記する必要がある)